上記のように自作パソコンの処分にお困りの方はいませんか。
自作パソコンは一般的な方法で処分できないことがあります。
今回は、自作パソコンの処分方法と故障のサインをご紹介します。
対処方法を試しても直らなかったときの選択肢も合わせて確認していきましょう。
- 自作パソコンがうるさいのは負荷や故障が原因
- 自作パソコンがうるさいときは負荷を減らすのが先決
- 自作パソコンの異音がうるさいときにしてはいけないことは3つ
- 対処しても直らなければ修理または買い替えがおすすめ
自作パソコンの故障のサイン5選
パソコンのファンから「ブーン」「ジー」といった異音が聞こえるときの原因は主に5つです。
原因を突き止めることで適切な対処方法がわかるので1つずつ確認していきましょう。
パソコンに負荷がかかっている
パソコンに負荷がかかっているのが原因として考えられます。
負荷がかかる作業とは動画の編集、長時間のパソコンの使用、イラストソフトの実行、複数のアプリの実行などです。
作業で温度が上がってしまうところを、パソコンのファンが温度を下げようとするのでうるさくなります。
パソコン内部の温度が上がっている
パソコン内部の温度が上がって音がうるさくなることもあります。
ファンが機能してもパソコンの温度が下がらず、さらに音がうるさくなっているかもしれません。
内部にほこりがたまっていたり油分が付着したりすると、パソコン内部の熱が逃げにくくなります。
購入して数年以上経過しているパソコンがうるさくなった場合は、ほこりが原因の場合が多いです。
パソコンのファンが故障している
カラカラといったパソコンの異音が聞こえる場合は、ファンが故障している可能性があります。
パソコンのファンは内部に設置されており、回転数が上がるにつれて音が大きくなります。
劣化していたり故障しているファンは冷却性能が低いので、ファンの音がうるさくなってしまいます。
ファン以外のパーツが故障している場合もあるので、音の鳴っている部分を確認してみましょう。
CPUが故障している
CPUやHDDの故障でパソコンから異音がする場合もあります。
- CPUとは:Central Processing Unitの略で、コンピュータにおける中心的な処理装置
- HDDとは:Hard Disk Driveの略で、データやプログラムなどを電磁的に書き込んだり読み出したりする記憶装置
参考:Wikipedia
CPUはパソコンを利用する上で欠かせない装置で、パーツの中でも高音になりやすいです。
故障するとファンの回転数が増えてうるさくなります。
熱を冷却するためHDDにクーラーがついているパソコンも、冷却時に動作音がうるさいことがあります。
パソコン本体が古い
パソコン本体が古いと内部にほこりや油分が溜まっていたり、パーツが破損しかけてたりします。
ファンの老朽化といった要因でもうるさくなってしまいます。
頻繁にフリーズする、パソコンの立ち上げまでに時間がかかる、意図せず電源が落ちると言った症状が見られたら買い替えを考えてみましょう。
自作パソコンが壊れそうなときにすべき6つの対策
パソコンがうるさいときにすべき6つの対策をご紹介します。
対応せずに放置していると、パソコンが壊れてしまう恐れもあるので早急に対応しましょう。
パソコン本体の熱を下げる
パソコン本体の熱を下げて音が静かになるか確認しましょう。
具体的には室温を下げたり、パソコンの冷却台を用意したりして本体の熱を逃します。
冷却台とは付属しているファンから空気を取り込み、本体の温度を下げられるものです。
長時間パソコンを使用していると熱がこもっていることが多いので試してみてください。
使用していないアプリを閉じてパソコンの負荷を減らす
使用していないアプリを閉じてパソコンの負担を減らしましょう。
パソコンの処理が重いとファンの回転数が上がります。
CPUやHDDに負担がかかっていないか確認し、使用していないアプリは削除します。
負荷がかかっているアプリの確認方法は以下の通りです。
- アプリケーションの中からユーティリティをクリック
- アクティビティモニタを選択
- CPUを選択
- プロセス名の中にある「%CPU」を選択
- 負荷の大きいアプリを確認
- windowsマークを右クリック
- タスクマネージャーをクリック
- プロセスを選択
- 名前の中にあるCPUを選択
- 負荷の大きいアプリを確認
省電力モードに設定してパソコンの負荷を減らす
パソコンを省電力モードに設定すると、うるさい音が軽減されることがあります。
省電力モードは画面の明るさや電源の状態を調整し、消費電力やパソコンの負荷を減らせます。
簡単にパソコンの負荷を減らす方法といえるでしょう。
- システム環境設定から省エネルギーを選択
- ディスプレイを切るまでの時間を設定
- スタートボタンを右クリック
- 設定をクリック
- システムを選択
- 画面左の電源とスリープを選択
- 関連設定を選択し、電源の追加設定をクリック
- 電源オプションからECOをクリックし、プランの変更を選択
- 電源を切る時間やスリープ状態にする分数を設定
パソコンを清掃する
パソコンを清掃する方法もあります。
異音の原因はパソコンの内部にあることが多いので、清掃するにはパソコンのカバーを外さなければいけません。
自作のパソコンを作る方ならクリーニングできるかもしれませんが、普通の人はデータが消える・パソコンが動作しないといったリスクもあるので業者に依頼するのがおすすめです。
- エアダスターを使用する:パソコンの内部を手で清掃すると油分がつくので避けましょう
- 静電気に注意する:ティッシュや布で拭き取ると静電気が発生し、悪影響を及ぼすかもしれません
- データのバックアップをとっておく:万が一に備えてデータのバックアップを取っておくと安心です
パソコンの部品を交換する
上記の方法を試してもなおパソコンのうるさい異音が気になる場合は、パソコンの部品を交換しましょう。
ファンが正常に機能していないとカラカラという音が聞こえます。
カラカラという音ではなくジージーという音が聞こえるときは、他のパーツの劣化や故障が懸念されます。
購入して1〜3年程度であれば、比較的安く修理できることもあるので問い合わせてみましょう。
デフラグでパソコンの負荷を減らす
デフラグでパソコンの負荷を減らす方法もあります。
作業のたびにファイルを読み込むとファイルが散らかるだけでなく、処理に時間がかかります。
デフラグでファイルを整理すると、処理速度が上がり負担を減らせます。
Macではすでにデフラグが実行されているので、Windowsのパソコンを使用している方のみ試してみてください。
自作パソコンが故障しそうなときにやってはいけないこと3選
パソコンがうるさいときの対処方法がわかりましたね。
次に、パソコンがうるさいときにやってはいけないことを3つご紹介します。
適切な対策を取らないとパソコンの大事なデータが消えてしまう可能性もあるので、ぜひ参考にしてください。
パソコンの電源をつけたまま掃除する
パソコンのクリーニングをするときは、必ず電源を消してコンセントも抜きましょう。
電気が通ってしまったときにパソコン本体が動かなくなってしまいます。
電気が残っていることで低温やけどの恐れもあります。
ノートパソコンであればバッテリーとACアダプターを外します。
また、静電気が発生すると部品の故障の原因となりかねないので気をつけてください。
水気のあるものでパソコンを冷却する
ウェットティッシュや保冷剤など水気のあるものでパソコンを冷却するのは避けましょう。
パソコンの内部に水滴が入るとパソコンのショートや故障トラブルにつながります。
水滴が入らなくても結露する可能性もあるため、保冷剤でパソコンを冷やすのはおすすめしません。
パソコンを冷やすときはクーラーや扇風機といった空調を活用しましょう。
パソコンのファンがうるさい状態のまま使用し続ける
パソコンが使えればいいやと考え、異音がうるさい状態のまま使用し続けてはいけません。
そのまま放置するとパソコンに熱がこもり、部品が焦げ付く恐れがあります。
CPUやHDDの故障であればいずれパソコンが使えなくなり、データの復元が難しいかもしれません。
ですから、パソコンの異音に気づいたら原因を突き止め適切な対処を行いましょう。
対処しても自作パソコンがなおらないときはどうする?
対処してもパソコンがうるさいままのときはどうすればいいのか悩みますよね。
パソコンの異音が続くようであれば、以下の3つの行動をおすすめします。
- データをバックアップする
- 修理に出す
- 買い換える
うるさい音は我慢して使い続ける場合は、データのバックアップを取っておくと安心です。
一般的に劣化や故障が原因なのでいつパソコンが壊れるかわからない状態です。
そのため、バックアップを取ったら修理または買い替えに出しましょう。
メーカーの保証期間であれば無料で修理を依頼できる場合もあります。
長年使用しているパソコンであれば買い替えた方が結果的にお金を節約できるでしょう。
自作パソコンの処分方法は?
主なパソコンの処分方法は下記の4種類となります。
- パソコンメーカーに依頼
- パソコン販売店・家電量販店で下取り
- 自治体の回収ボックスで処分
- 不用品回収業者に依頼
パソコンメーカーに依頼
お持ちのパソコンに「PCリサイクルマーク」というシールが貼ってある場合は、パソコン購入金額に処分費用が含まれているため、メーカーが無料で回収してくれます。
回収の申込みをしてから、およそ1週間から2週間ほど時間がかかり、回収方法は各メーカーの案内にしたがって行いますので、メーカーのホームページなどで確認するか、問い合せて確認しましょう。
下記のサイトに各メーカーのリンクが記載されています。
もし「PCリサイクルマーク」のシールが貼られていない場合は処分費用が3,000円かかります。
注意点として、メーカーは自社の製品しか回収してくれないため、パソコン本体とモニターのメーカーが違う場合はそれぞれ申込みをしなければなりません。
なお、回収されたパソコンは物理的に破壊されるのですが、データの消去は回収前にご自身で行うことが推奨されています。
パソコン販売店・家電量販店で下取り
新しくパソコンを購入する場合は、購入する店舗で古いパソコンを下取りしてくれる場合もあります。
購入時に多少なりとも下取り分を値引きしてもらえますが、下取り価格はパソコンによって様々です。
下取りの方法は、店舗に直接持込むか、運送会社に依頼する事もできます。
しかし、壊れて動かないパソコンの場合は下取りしてもらえないこともあり、パソコンのデータはご自身で消去する必要があります。
自治体の回収ボックスで処分
全国の自治体ではパソコンを処分してもらえる回収ボックスが設置されており、その回収ボックスに入れることで無料で処分してもらえます。
回収されたパソコンはそのまま再利用されることはありませんが、できればご自身でデータの消去をされたほうが安心です。
ご自宅の近くに回収ボックスが設置されている場合は便利な方法になります。
回収ボックスの設置場所は下記のサイトで確認することが可能です。
不用品回収業者に依頼
不用品回収業者に依頼することでパソコンを処分することが可能です。
業者によってはデータの消去も行ってくれるところもありますが、念の為ご自身で消去しておいたほうが安心でしょう。
自作パソコンを処分する時は必ずデータを消去しよう
パソコンのデータはデスクトップ画面のゴミ箱に入れたとしても、実は消去されずに内部にはまだ残っている状態です。
見かけ上は消えているので消去されたと思いがちですが、データを復元するツールなどで復活できる可能性があります。
これはゴミ箱の中身を消去しても、パソコンの初期化をしても同じです。
では、このままパソコンを処分してしまうとどうなるのでしょうか?
データを消去しないと個人情報が流出する恐れがある
完全にデータを消去しないでパソコンを処分してしまうと、個人情報が第三者に漏れる可能性があります。
パソコンの持ち主の個人情報はもちろん、銀行口座の情報・クレジットカード情報・ネットで閲覧したサイトのID・パスワードなど、様々な情報が外部に漏れる可能性があるため大変危険です。
また、企業で使っているパソコンの場合は、顧客情報やその企業の従業員の情報、財務情報、技術的な情報などの外部には絶対漏れていはいけない情報が漏れる可能性があるので、パソコンを処分する場合は必ずデータの完全な消去が必要になります。
パソコンのデータを消去する方法
方法はいくつかありますので、代表的な方法をご紹介します。
ソフトウェアを使ってデータを消去
これはデータ消去専用のソフトウェアを使ってパソコン内のデータを消去する方法です。
無料で利用できるフリーソフトと、有料のソフトがありますが、無料だから消えないということはなく、有料のソフトのほうが比較的簡単な操作で消去することができるでしょう。
また、パソコンメーカーによってはデータ消去ソフトが付属している場合もあります。
付属しているか分からない場合はメーカーに問合せてみましょう。
物理的に破壊してデータを消去
データが保存されているハードディスクやSSDをパソコンから取り外し、物理的に破壊してしまうことでデータを消去することも可能です。
しかし、取り外しが難しいパソコンもあり、破壊してしまうと場合によっては買取や下取りができなくなる可能性もあります。
自作パソコンも処分してくれるオススメ不用品回収業者 Best 5!
一口に不用品回収業者といっても、たくさんの業者があるのでどこに依頼したいいのわからないですよね。
中には高額の費用を請求してくる業者もありますので、ここでは安心して利用できる口コミなどでも評判のいい業者を5社に絞ってご紹介します。
各社、用意しているサービスなどに違いがありますので、ご自身の状況に合わせて最適な業者を選びましょう。
1位 KADODE
基本情報
KADODE | |
対応エリア | 東京都、埼玉県、千葉県、神奈川県、静岡県、大阪府、 奈良県、広島県、岡山県、兵庫県、大分県、山口県、 佐賀県、福岡県、熊本県、宮崎県、鹿児島県、長崎県 |
定額料金プラン | 全部で6種類 SSパック:5,000円〜 |
対応可能業務 | 不用品回収、遺品整理、ゴミ屋敷の片付け、不用品買取 |
営業時間 | 24時間対応(年中無休) |
ホームページ | [kadode] |
電話番号 | 0120-966-926 |
KADODEは関東から九州までのエリアをカバーしている不用品回収業者です。
対応も早く、最速1時間で回収に来てもらえます。
特徴は定額料金プランの種類の多さと、買取サービスです。
定額料金プランは6種類用意させていて、不用品の量に合わせて最適なプランを利用することが可能。
買取サービスも充実していて、壊れて使えないものなら買い取ってもらう事ができます。
もちろんパソコンの買取もOK!
接客に関しての評価も良く、好感度の高い口コミが多いのも安心できる材料ですね。
評判・口コミ
おすすめポイント
早い、安い、親切と三拍子揃った不用品回収業者のKADODE。安いだけでなく、買取もしてもらえるのが嬉しいですね。当サイトでもオススメの不用品回収業者です。
2位 ECOクリーン
基本情報
ECOクリーン | |
対応エリア | 全国 |
定額料金プラン | 特になし |
対応可能業務 | 不用品回収、引越し、ゴミ屋敷の片付け、遺品整理、不用品買取 |
営業時間 | 24時間(年中無休) |
ホームページ | https://ecoclean-fuyohin.com/ |
電話番号 | 050-3186-4780 |
対応エリアの広さと、全国に1,000以上の拠点を持つECOクリーン。
その拠点の多さから、約30分で現場に駆けつけることも可能です。
特徴は不用品回収に加え、引越しも行ってることでしょう。
パソコンの回収だけでなく、引越しを控えてる方にもお得に利用できる不用品回収業者です。
評判・口コミ
おすすめポイント
ホームページには料金表がしっかりと記載されていて、料金が分かりやすいのが特徴です。対応も早いので急ぎで回収してもらいたい方にもありがたい業者です。
3位 エコクリーン不用品
基本情報
エコクリーン不用品 | |
対応エリア | 全国 |
定額料金プラン | 特になし |
対応可能業務 | 不用品回収、ゴミ屋敷の片付け、遺品整理 |
営業時間 | 24時間(年中無休) |
ホームページ | https://eco-fuyouhin.com/ |
電話番号 | 050-3188-6184 |
接客マナー研修を行い、とにかく接客の評価が高いエコクリーン不用品。
担当のエリアをトラックが巡回しているため、依頼から30分で駆けつけることも可能です。
定額料金プランや買取サービスはないものの、その分安さを全面に押し出しています。
評判・口コミ
おすすめポイント
丁寧な対応に清潔な服装で回収作業に来てくれるのが特徴の業者です。清潔感があって親切なスタッフは安心できますね。安さにも定評があります。
4位 ハヤブサ
基本情報
ハヤブサ | |
対応エリア | 全国 |
定額料金プラン | 全部で6種類 かご台車積み放題パック:9,800円〜 |
対応可能業務 | 不用品回収、引越し、ゴミ屋敷の片付け、 遺品整理処分、不用品買取 |
営業時間 | 24時間(年中無休) |
ホームページ | http://hayabusa-gomikaishu.com/ |
電話番号 | 0120-377-065 |
定額料金プランが充実していて、引越しもOKな不用品回収業者、ハヤブサです。
ホームページには、不用品一覧や回収作業の流れが分かりやすく記載されています。
また、回収に訪れるスタッフに女性が多く、一人暮らしの女性でも安心して依頼できる業者です。
評判・口コミ
おすすめポイント
定額料金プラン・買取サービス・女性作業スタッフが特徴のハヤブサ。丁寧な対応と細やかな心遣いも評価されている業者です。パソコン1台の回収から引越しに至るまで幅広いサービスを行っています。
5位 株式会社リング
基本情報
株式会社リング | |
対応エリア | 全国 |
定額料金プラン | 全部で6種類 9,800円〜 |
対応可能業務 | 不用品回収、ゴミ屋敷片付け、遺品の整理、不用品買取、 引越し、ハウスクリーニング、家具の組み立て・移動 |
営業時間 | 24時間(年中無休) |
ホームページ | https://fuyouhinkaisyu-ring.com/ |
電話番号 | 0120-377-065 |
株式会社リングは不用品回収だけでなく、買取・引越し・ハウスクリーニングなど、様々なサービスに対応しています。
特に買取にはかなり力を入れていて、ホームページには様々な買取事例が紹介されています。
評判・口コミ
大きな家具の回収をお願いしました。運び出しが難しいかな?と心配していましたが全く問題なく、素早く回収してくれました。また何かあればお願いします。
おすすめポイント
とにかく様々なサービスが利用できますので、不要品の回収だけではなく、他にも組み合わせると更にお得になることでしょう。
自作pcの処分方法まとめ
パソコンの処分にはデータを消去する必要があり、いくつかの処分方法があることをご紹介しました。
この記事では不用品回収業者に依頼して処分するメリットをお伝えしましたが、状況によっては他の方法のほうがあなたに合っている場合もあるでしょう。
どの方法が自分に一番合っているのか、この記事を読むことでその答えが見つかるかと思います。
パソコンをできるだけ簡単に、お得に処分しましょう。